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altera:qsys:flashをniosiiのromとして使う [2012/05/11 15:39]
kimu_shu 作成
altera:qsys:flashをniosiiのromとして使う [2012/09/19 22:15] (現在)
kimu_shu [BSPの設定]
ライン 1: ライン 1:
 ====== FlashをNiosIIのROMとして使う ====== ====== FlashをNiosIIのROMとして使う ======
 +外付けのパラレルFlashやEPCSの残りの領域を使って、コードをFlash上に直接置くことができる。
 +  * メリット
 +    * 容量が大きい
 +    * 電源投入するたびにプログラムを書き込まなくて良い
 +  * デメリット(XIPの場合)
 +    * 遅い (Flashによる。DE0のパラレルFlashの場合アクセスタイムが70nsのため、RAMに比べると圧倒的に劣る。)
 +    * デバッグが不便 (**無償版コア NiosII/e のみの制限事項で、ハードウェアブレークポイントが使えない。**)
 +
 +なお、EPCSの場合はXIP不可(たぶん)。よってブート時にRAMに展開することとなる。
 +
 +===== BSPの設定 =====
 +.text, .rodata, .exceptionをROMに置きたい場合、以下のBSP設定をONすること。そうしないとリセットベクタや.dataセクションコピー等の重要なロジックが抜け落ちる…。
 +  * hal.linker.allow_code_at_reset
 +  * hal.linker.enable_alt_load
 +  * hal.linker.enable_alt_load_copy_rwdata
 +
 +「.exceptionだけRAMに置いたらFlashProgrammerがうまくやってくれる」という意見もあったが、少なくとも11.1sp2では
 +適切なブートコピアを展開してくれないのでダメ。
  
altera/qsys/flashをniosiiのromとして使う.1336750783.txt.gz · 最終更新: 2012/05/11 15:39 by kimu_shu
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