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arm:openocd:build [2012/09/30 13:50]
kimu_shu 作成
arm:openocd:build [2012/10/03 13:39] (現在)
kimu_shu [補足]
ライン 2: ライン 2:
 OpenOCDはバイナリでも配布されているが、USB-Blaster機能をonにしたいので自分でビルドした。 OpenOCDはバイナリでも配布されているが、USB-Blaster機能をonにしたいので自分でビルドした。
  
 +===== 環境 =====
   * ターゲット環境:Windows (x86_64)   * ターゲット環境:Windows (x86_64)
   * ビルド環境:Linux (Fedora14 x86_64)   * ビルド環境:Linux (Fedora14 x86_64)
   * クロスコンパイラ:mingw (x86_64-w64-mingw32)   * クロスコンパイラ:mingw (x86_64-w64-mingw32)
  
 +誰がこんな環境でビルドするんだよwてな組み合わせです。私がこんな環境なもので ^^;
 +
 +上記と異なる環境の場合でも、bootstrap.shの先頭にある変数をいくつか編集すれば通るとは思います。
 +なお、32-bit版mingwクロスコンパイラのバグ(%I64dが使えない)への対策は既に入れてあります。
 +===== 必要なファイル =====
 +  * libusb-win32-bin-1.2.6.0.zip (http://​sourceforge.net/​projects/​libusb-win32/​files/​libusb-win32-releases/​1.2.6.0/​)
 +  * libusb-win32-src-1.2.6.0.zip (同上)
 +  * libftdi-0.20.tar.gz (http://​www.intra2net.com/​en/​developer/​libftdi/​download.php)
 +  * openocd-0.6.0.tar.bz2 (http://​sourceforge.net/​projects/​openocd/​files/​openocd/​0.6.0)
 +===== パッチ =====
 +  * {{:​arm:​openocd:​bootstrap.zip|}} (.shの拡張子はdokuwikiにアップできないので仕方なくzipに…)
 +  * パッチ+上記アーカイブ一式のセットをこっそり…{{:​arm:​openocd:​openocd-0.6.0_buildpack.tar.bz2|}}
 +===== 手順 =====
 +  - 必要なアーカイブとパッチ(展開した後のsh)を同じディレクトリに置く
 +  - ./​bootstrap.shを実行 (アーカイブの展開、ソースのパッチ当て、configureが実行されます)
 +  - makeを実行 (各ディレクトリでmakeされ、生成物がbuildにコピーされます)
 +  - buildディレクトリに成果物一式がまとめられているので、Windows環境へもっていく。
 +
 +===== 補足 =====
 +  * 上記bootstrap.shでは以下のJTAGツールを有効にします。追加したければ openocd の configure 叩いているところを編集すればよろし。
 +    * JLink(segger社)
 +    * JTAG-ARM-EW(Olimex社)
 +    * USB-Blaster(Altera社)
 +    * FT2232使用JTAG(各社)
 +    * ST-Link(STMicroelectronics社)
 +  * make distcleanで手順1の直後の状態まで戻せます。
  
arm/openocd/build.1349013042.txt.gz · 最終更新: 2012/09/30 13:50 by kimu_shu
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