以前のリビジョンの文書です


TI Sitara PRU (Programmable Real-time Unit)

TIのSitaraシリーズの一部には、PRUという32-bit RISCマイコンが2つ搭載されている。 メインプロセッサのARMとは独立して動作し、リアルタイム性の高い処理を実行するのに使うことができる。

詳しくは資料 SPRUHF8A を見ると良い。 ここでは上記資料のうち、命令セットなどを一覧できるようにして整理したものを掲載する。

テーブル内の表記

表記意味
REG, REG1, REG2, …レジスタの8/16/32-bit領域 r0
r1.w0
r3.b2
Rn, Rn1, Rn2, …レジスタ(32-bit全体のみ) r0
r1
Rn.txレジスタのうち特定の1ビット r0.t23
r1.b1.t4
Cn, Cn1, Cn2, …32-bit定数テーブルの要素 c0
c1
bn??r0のb0,b1,b2,b3のどれか b0
LABELジャンプラベル。
丸括弧を付けてもよい。
定数値でもよい。
loop1
(loop1)
0
IM(n)定数値。
先頭にシャープを付けてもよい。
コンパイル時に定数になれば式でもよい。
ラベルやレジスタアドレスでもよい。
#23
0b0110
2+2
&r3.w2
OP(n)REGとIM(n)の組み合わせ r0
r1.w0
#0x7f
1«3
loop1
&r1.w0

命令セット

カテゴリ命令説明動作
算術ADD REG1, REG2, OP(255)Unsigned Integer Add
arm/sitara/pru.1591447329.txt.gz · 最終更新: 2020/06/06 12:42 by kimu_shu
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