さて、今日はジャンプワイヤ作りです。ジャンプワイヤには被覆付きの単線を折り曲げた簡易タイプと、両端にピンの付いたケーブルのタイプとがあります。簡易タイプの方が圧倒的に安いので、普段はこちらを使っていますが、次のMP3プレイヤー試作では、ブレッドボードにさせない部品(QFPとか)が多くケーブルタイプが大量に必要になると思われるので、作ってみました。
市販(サンハヤト製)のはやたら高いので、たくさん買う気になれないです…。
使用するもの
- ケーブル(今回は0.3sqのKV線。外径1.5mm)
- AMP製EIコネクタの中継用オスコンタクトピン(170429-1)
- 熱収縮チューブ(バーサフィット2φ)
- ヒートガン(HAKKO 880B)
- ワイヤーストリッパー(Pro'sKit SPK-3001D)
- 圧着工具(ENGINEER PA-09)
作り方
- ケーブルを必要な長さで切り、両端を3~4mmストリップしておく。
- コンタクトピンを少々加工する。
- 両端にコンタクトピンを圧着する。
(今回は外径1.5mmのケーブルでしたが、コンタクトピンに対して太すぎました。被覆部分の圧着がしっかり出来ないので、もう少し細いケーブルを使うべきです。) - 14mm程に切ったバーサフィットをかぶせ、ヒートガンで収縮させる。
こんな感じです。
部品代だけを考えれば、市販のものよりだいぶ安くできます。ピン先が少し細くなっていますので、挿しにくくもないです。ちょっと手間がかかりますが、錫めっき線等を使って半田付けで作るよりかはずいぶん簡単にできます。みなさんどうですか?
※ただ、ピンが四角いので、ブレッドボードに挿した状態では回りません。耐久性も?なので信頼性を求めるなら市販のを買いましょう。ピンの根元に力をかけない限りは、かなり長期間使えます。チューブかぶせた所もごつごつしてないですし(笑)
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