昨日組んだブレッドボードの評価の途中、誤配線のためか、メインのマイコン(ATmega1281V)が昇天してしまいました。予備が一つあったので助かりましたが、コスト的に痛いです。Digi-keyで@1800円ほどもしたので。
新しいマイコンを変換基板に載せ、配線し直して評価を再開しました。また、念のために回路に流れている電源電流をデジタルテスタで監視するようにしたところ、一つ発見がありました。
普段の消費電流は、
- マイコン ATmega1281V (3.3V、8MHz動作)
- フラッシュメモリ AT49BV040B
- アドレスラッチ 74LCX573
の構成で約7mAですが、マイコンに手を近づけると電流がぐんと上がり、12~13mAまで達します。きちんと対策されている方には当たり前のことだと思いますが、放置していた未使用ピンが消費電流を増やしていました。電圧がフロートなので指を近づけると変化するわけですね。もしかしたら、この未使用ピンの放置が最初のマイコン昇天の原因では?と思ったほどです。
main関数先頭ですべてのピンをプルアップするようにしたところ、電流増大の現象は綺麗に無くなりました。
バカにならないですね。恐るべし未使用ピン。AVRはピン一本ごとにプルアップが選択できるのでほんとに便利です。これもAVR好きな理由の一つですね。最大の理由はアーキテクチャが好きってことなんですけども。
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