2009年1月アーカイブ

へこみます

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先日から修理に出していたオシロの診断結果が返ってきました。

テクシオ(旧ケンウッド)は、オシロスコープに関しては原則定額修理となっているそうで、
今回は定額(税込み¥21,000-)で済んだようです。故障箇所が悪いと定額にならず
「ブラウン管交換 ×万円」とかなる可能性もあったわけで、それに比べればマシだったという
ことですね。

しかし、診断結果は
「高圧ユニット不良のため交換」
とのこと。たった3年で壊れるのか?釈然としないですね。
実際に修理してもらってから返ってくるはずの報告書によっては、今後テクシオを避けようかとも思います。

そしてもう一つ、タイトルの「へこみます」の理由です。
前回の記事で威勢良く作ったキャリアボードで160×128のOLEDをテストしていたんですが、
どうも上手く動きません。出るには出るんですが、やたら暗い。
写真は撮っていなかったんですが、なんていうか、真っ黒と真っ白の筈のところが、#000000と#101010くらいの差しかない感じ。(どんな感じやねん)
レジスタの書き込み値を色々変えてみるとか試行錯誤してみましたが上手く行かず。
そして配線のチェック…と思ってキャリアボードを持った瞬間……あれ、いま電流監視のテスターが跳ね上がったよ(汗
え、なんで今までの10倍近くも電流ながれてんの?え、なんかOLEDのチップ熱いよ?

…というわけで、OLED一台壊しましたorz
充分冷ましてからもう一度チャレンジしましたが、電源を投入しただけであり得ない量の電流が流れ、あちあちに。

もともと1台しか買ってなかったので買い直し。海外からの物なので、当分作業はおやすみになりそうです。頭を冷やせと言うことか…。

当初はstrawberry-linuxで買った 128 x 128 ピクセルのOLEDを使用する予定でしたが、
別のところで160x128を見つけたので買ってみた訳です。
ただ、接続方法が違うため(載っているチップも違う)、128x128用のキャリアボードが使えません。
このままではテストできないので、今日はディスプレイコネクタ用の基板を製作しました。

こんな感じ。使用した基板はサンハヤト製 CK-4 です。0.5mmピッチに並んだSMTコネクタ変換基板です。

あとはLED用高電圧(12~18V)を用意するのみ。楽しみです。

あけましておめでとうございます。

相変わらずオシロは壊れたままで困っていますが、それでも開発の方は進んでおります。
ここにきて順調になっていた主な理由は、ATMELが開発環境をバージョンアップしたことにあります。

去年12月の中旬に32bit AVR関連の環境やコンパイラが相次いでバージョンアップされ、劇的に開発がやりやすくなりました。特にデバッグの応答の速さ、プログラミングの速さが飛躍的に上がり、テンポ良くデバッグできるようになったことが大きいです。

現在、ファームウェアをごりごり書いている最中です。ディスプレイを合わせた評価がまだできないのが残念ですが、とりあえず自力でSD(or SDHC)からファイルを読み込んで再生できるところまで来ています。

なお320kbpsのMP3でも難なく再生できます。DMAがあるとやっぱり便利ですね。詳細の公開はもう少しまとまってからにします。

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