HIDaspx作ってみた

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世の中には凄いことする人たちがいるものです。

AVR-USBというプロジェクトがあります。AVRマイコンのソフトウェア制御で
USBを扱おうというものです。ソフトウェア制御ですから、90USB*とかUSB対応のデバイスである必要がありません。

なんと!tiny45とか、tiny2313とかでやってしまうんですね。こりぁ凄い!!
遊びのネタが増えました。

で、このAVR-USBを利用したAVRライタがいくつか提案されていて、そのうちのひとつ「HIDaspx」を製作してみました。
「おまえ純正AVRライタ2つも持っているだろう」というツッコミはなしで(笑)。
自分の手で作ることに意味があるんですよ!きっと!

回路図とボード図(EAGLEデータ) hidaspx1.zip


ケースインナー用紙のテンプレート AVR/HIDaspx - 千秋ゼミ
用紙テンプレートはpptx(PowerPoint2007)とPDFです。pptx編集出来ない人ごめんなさい。

ターゲットの配線でSCKとMOSI取り違えて結構時間つぶしたり、いろいろありましたが、きちんと動作しました。

HIDaspxはHID(ヒューマンインターフェースデバイス)のクラスを用いることで、デバイスドライバを導入しなくても使える、というのが特徴のライタです。最近は高速化も進んでいるようで、最新の制御ソフト(hidspx)を用いて読み書きしてみたところ、それほどストレスなく使えるくらいの速度は出ました。

ネックなのはhidspxをDOS窓(コマンドプロンプトです。古い言い方がクセになってます)に打ち込む必要があること。好きなエディタで編集してmake叩いて作業している時にはいいのですが、普段AVRの開発は開発環境(AVR Studio 4)でやっているのでちょっと不便。

そこで、現在AVRStudio用のプラグインを作成中です。近日公開予定?

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コメント(4)

はじめまして、senshuです。

HIDaspxを製作いただき、ありがとうございます。

AVR studio用のHIDaspx用のプラグインが
完成したら、ぜひ公開してください。

期待しております。

USB-HUBをお持ちなら、HUB経由ですかってください。

AVRISP-mkII以上の速度で動作するはずです。

s/HUB経由ですかって/HUB経由で使って/g

同梱のPDFにもAVRstudioからの利用を可能にするアイディアを載せています。

参考になれば幸いです。

返信が遅くなりすみません。
コメントありがとうございます。

現在手元にAVRISKmkIIが無いので詳しいスピード比べが出来ないのですが、
戻り次第試してみたいと思います。

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このページは、kimushuが2009年3月 5日 01:29に書いたブログ記事です。

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