東雲LCD基板情報 (MFT2013)

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(2013/11/10 サンプルデータアップに伴い記事修正しました)
(2013/11/11 マニュアルの誤記修正)

えー、2年以上ぶりの投稿です^^;
相変わらずブログを書く習慣が付かず、放置気味というより完全放置のブログになっちゃっていますね...。

2013/11/3~4に東京お台場で開催されたMaker Faire Tokyo 2013に @silicombi というサークル名義で出展してきました。
そこで「東雲LCD基板」なるDE0-Nano用のLCD拡張基板を頒布しましたので、その情報をこちらに掲載します。

組み立てマニュアル:manual_20131111.pdf

FPGAのサンプルプロジェクトおよびプログラミング用データは準備中です。もうしばらくお待ち下さい。

(2013/11/10 追記)
お待たせしました。FPGAのサンプルプロジェクトを公開しました。(Quartus II 13.0sp1 Linux版で作成しています)
https://github.com/kimushu/shinonome-lcd/tree/v1.1.20131110

とりあえずすぐに動作検証できるよう、合成済みのjicファイルを用意してあります。
mft2013-demo/output_files/demo_jic.zipを展開し、その中にある de0nano_epcs*.jic と colorbar_epcs*.jic を
Quartus II Programmerを使って書き込んでください。de0nanoとcolorbarの2つはどちらから先に書き込んでも構いません。

なお、DE0-Nanoはリビジョンによって搭載しているSPI Flashの型番が異なります。初期のリビジョンではEPCS16、
後のリビジョンではEPCS64となっているようです。両方のイメージを用意してありますので、お持ちのDE0-Nanoに
搭載の型番を確認の上、一致する方のjicを使って書き込んで下さい。

※なお、私の手持ちのDE0-NanoはすべてEPCS64のため、EPCS16での動作検証できてません。
   どなたかEPCS16で検証出来た方はご一報頂けると大変助かります。

de0nano_*.jic はFPGAの合成結果が入っています。Quartus IIで合成したものを、EPCSの先頭に配置します。
colorbar_*.jicはNios II用のアプリケーションです。Nios II EDSでビルドしたelfをEPCSの最終セクタ(末尾-64kByte)に
配置するように設定されています。EPCSの最終セクタからELFロードするためのブートローダは
https://github.com/kimushu/altera_bootloader で公開しているものです。

デモには4つのモードがあります。DIP-SWで切り替えます。
  1. DIP-SW(1:ON,2:ON,3:ON,4:ON) -- フルカラーバー(7帯)表示
  2. DIP-SW(1:OFF,2:ON,3:ON,4:ON) -- 基板名称表示
  3. DIP-SW(1:ON,2:OFF,3:ON,4:ON) -- GPIO/アナログ入力値読み取り
  4. DIP-SW(1:OFF,2:OFF,3:ON,4:ON) -- MFT2013でやっていたマンデルブロ集合表示

こだわりはじめると公開が遅くなるので、マンデルブロ集合は相変わらずズームとか出来ません...。
MFTのときのままで、3枚の固定座標順次切り替えです。

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このページは、kimushuが2013年11月 5日 21:43に書いたブログ記事です。

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